本記事ではPH-UH35-Wのお手入れ方法や説明書の見方、カートリッジ交換のポイントを紹介し、別機種のHDK-35との比較も行いました。
アイリスオーヤマの加湿器の中でも、PH-UH35-Wはその洗練されたデザインと実用性で多くの家庭に選ばれています。
この加湿器は、清潔感を感じさせるホワイトの本体と4.5Lの大容量タンクなどの高い機能性が魅力です。
アイリスオーヤマの加湿器のお手入れにお困りの方、どの機種を選ぼうか迷っている方はぜひお読みください。
この記事を読むとわかること
- アイリスオーヤマの加湿器 PH-UH35-Wのお手入れ方法
- 取扱説明書の活用方法
- PH-UH35とHDK-35との違い
アイリスオーヤマ PH-UH35-Wのお手入れ方法
PH-UH35-Wのお手入れは驚くほど簡単です。
ここでは、長く愛用するための効果的なメンテナンス方法について詳しくご紹介します。
定期的な水タンクの清掃
まずは水タンクの清掃から始めましょう。
加湿器の水タンクは意外に汚れがたまりやすく、不衛生になりがちです。
また、加湿器を効果的に稼働させることにもつながります。
基本的には週に一回水タンクを空にして、薄めた洗剤などで内部を洗ってください。
また、タンクに残った水はカビや雑菌の発生原因になるので、稼働させない時は残っている水を捨てておくのもポイントです。
タンクがセットされている部分に水滴などがある場合は、拭いておきましょう。
とにかく「水気を残さない」のが、加湿器を清潔に保つコツですよ。
カートリッジ交換のサインと交換手順
加湿器のカートリッジは、定期的な交換を心がけましょう。
メーカーの推奨する交換周期を守ることで、加湿器は性能を発揮します。
カートリッジは水アカや水道水のカルシウム分が加湿器内に付着するのを防ぐ大切なパーツです。
カートリッジの交換は数ヶ月ごとがよいと言われていますが、具体的にはタンクの水の減りが遅くなった時や、加湿器から出る蒸気にニオイがしたら交換時期のサインです。
交換にかかる時間は数分程度で、説明書に沿って行えば困ることはないでしょう。
交換前には水タンクをきれいに洗い、清潔な状態でカートリッジを交換することがポイントです。
カートリッジ代が高いと思う方もいるかもしれませんが、交換することで加湿器を長く使えるので、最終的にはお得だとも言えます。
手間を惜しまず、こまめに交換することが大切ですね。
フィルターのお手入れも忘れずに
加湿器のお手入れでは、フィルターを交換するのも大切です。
フィルターはタンクの水から不純物を除去し、きれいな蒸気を作るのに役立っています。
アイリスオーヤマの公式サイトによると、加湿器の交換は約2年毎に行うのがおすすめです。
普段のお手入れではフィルターを本体から外し、水洗いして再利用が可能です。
ただし、フィルターの繊維が弱ってきた場合はアフターパーツと交換しましょう。
カートリッジと同じく、日頃からのお手入れでフィルターも長持ちさせることができますよ。
PH-UH35-Wの取扱説明書を活用しよう
一時15%まで落ちた湿度も加湿器の導入で持ち直した。これがアイリスオーヤマのシナジーか。 pic.twitter.com/7dZt2rz3Tt
— たくあん (@cs_kyuri) February 9, 2025
操作やお手入れ方法で困った時には、取扱説明書を見る習慣をつけましょう。
取扱説明書には、PH-UH35-Wを最大限に活用するコツも隠されていますよ。
基本操作の習得
説明書には、加湿器の基本から詳しい操作までを学べる大切な資料です。
操作方法を身につけることで加湿器を正しく使いこなせるようになります。
特に湿度設定やタイマー機能の使い方は、毎日の快適さを左右する重要なポイントです。
これらの機能を上手に使いこなすことで、より効率的な加湿が可能になるでしょう。
さらに省エネモードの使い方も説明書に記載されていますので、設置すれば電気代の節約にも役立ちますよ。
トラブルシューティング
取扱説明書はもう一つ「トラブルシューティング」という役割を持っています。
例えば水が出ない、音がするなどの問題が発生した際には、説明書に沿って対応することで解決できるケースが多いです。
他にもランプ点灯時の意味や対応方法も詳しく書かれており、修理依頼前の状態をチェックできます。
正しく対応することで、加湿器の寿命を延ばすことにもつながりますよ。
PH-UH35とHDK-35の比較
今回紹介しているPH-UH35とよく比較される機種に、同じくアイリスオーヤマの「HDK-35」というモデルがあります。
実は、加湿器としての仕様はほとんど同じです。
ここからは、この2機種の違いを見ていきましょう。
発売年月の違い
PH-UH35とHDK-35は販売年月が異なっています。
2019年9月に発売されたHDK-35の後継機種として、2020年10月にPH-UH35が発売されました。
2025年3月現在、アイリスオーヤマの公式通販サイトで購入できるのはPH-UH35のみです。
しかし大手ECサイトでどちらも販売されていますので、旧機種が欲しい人は探してみるとよいでしょう。
本体色とディスプレイモニターの違い
この2機種は同じ大きさですが、外観に違いがあります。
本体色はPH-UH35がホワイト/ブラック/木目調2色の4種類あるのに対し、HDK-35はホワイトと木目調1色のみです。
また、ディスプレイモニター位置は大きく異なり、PH-UH35は本体中央、HDK-35は本体上部に配置されています。
また、表示される項目はHDK-35では温度と湿度だけなのに対し、PH-UH35ではミスト量やタイマー設定なども確認可能です。
どちらを選ぶべきか
コンパクトデザインとわかりやすい操作感で人気のアイリスオーヤマの加湿器。
選ぶポイントはズバリ「どちらのモニターが好みか」です。
細かい設定をモニターで見たい方はPH-UH35、シンプルなモニターがお好みの方にはHDK-35をおすすめします。
モニターの位置や表示色は好みが分かれると思いますので、写真や実物で確認してくださいね。
この2機種は本体色のバリエーションも異なりますが、木目調がどちらにもあるため、あまり気にする必要はないでしょう。
・モニターで細かい設定を見たい
・新型が欲しい
・どうしてもブラックの本体色が欲しい
・モニターはシンプルな方が好き
・旧型でもかまわない
・本体色にはあまりこだわらない
基本情報
アイリスオーヤマの加湿器「PH-UH35」と「HDK-35」の仕様を一覧表にまとめました。
購入時の参考にしてください。
PH-UH35 | HDK-35 | |
加湿方法 | ハイブリッド式 | |
発売年月 | 2020年10月 | 2019年8月 |
価格(税込) | オープン | |
適用床面積 | 木造和室6畳・プレハブ洋室10畳 | |
加湿量 | 最大350ml/h | |
加湿時間 | 強(最大)運転時約12時間 | |
本体サイズ(幅/奥行/高さ) | 230mm×165mm312mm | |
重量 | 約1.9kg | |
タンク容量 | 約4.5L | |
消費電力 | 40W | |
カラー | 4種類(ホワイト/ブラック/木目ナチュラル/木目ダーク) | 2種類(ホワイト/木目) |
付属品 | アロマトレー、アロマパッド(予備)×2枚、お手入れブラシ、リモコン | |
保証期間 | 購入日より1年間 |
※2025年3月時点
アイリスオーヤマの加湿器が人気の理由
アイリスオーヤマの加湿器が多くの家庭で選ばれる理由をご紹介します。
デザインと利便性
アイリスオーヤマの加湿器は、すっきりしたデザインでどんな室内にもマッチします。
そして、PH-UH35はカラーバリエーションとモダンな外観がリビングにぴったりです。
操作も直感的で、高度な機能をシンプルなインターフェースでコントロールできるのがうれしいですね。
コストパフォーマンスと信頼性
アイリスオーヤマ製品は、高品質で手頃な価格が人気です。
PH-UH35-Wもコストパフォーマンスに優れ、耐久性もあると言われています。
また、アフターサポートもしっかりしており、何か問題があった際にはサポートを受けられるのも心強いですね。
まとめ
アイリスオーヤマのPH-UH35-Wのお手入れ方法や長く快適に使えるコツを解説しました。
また、取扱説明書の活用方法やや、前期種のHDK-35との違いについても触れています。
近年の加湿器はお手入れが簡単で、アフターパーツも手に入りやすくなっている傾向です。
PH-UH35-W加湿器を上手に使って、快適な空間を維持してくださいね。