ドライヤーを選ぶとき、シャープとパナソニックで迷う人は多いですよね。
どちらも高性能なモデルを展開していて、機能も豊富。
ただ、それぞれに強みがあり、仕上がりや使い勝手が少し違います。
今回は、最新モデルをもとに両社のドライヤーを比較し、どんな人に向いているのかを解説します。
- シャープとパナソニックのドライヤーの違い
- それぞれの最新モデルの特徴と強み
- 自分に合ったドライヤーの選び方
シャープとパナソニックのドライヤーを比較
シャープは「プラズマクラスター」、パナソニックは「ナノイー」という独自技術を搭載し、それぞれ違うアプローチで髪を乾かします。
シャープの特徴:プラズマクラスターで静電気を抑えサラサラ仕上げ
シャープのドライヤーの最大の特徴は「プラズマクラスター」です。
これは、空気中の水分をイオン化し、髪の表面にコーティングする技術。髪の広がりを抑え、静電気を軽減しながら乾かせるので、まとまりのある仕上がりになります。
また、独自の「ドレープフロー」機能を搭載。風を広範囲に届けることで、乾かしムラを減らし、短時間でしっかり乾燥できます。
温風の温度は比較的低めですが、速乾性が高いため、熱ダメージを抑えながら素早く乾かせるのもポイントです。
パナソニックの特徴:ナノイーで髪にうるおいをプラス
パナソニックのドライヤーは、「ナノイー」という微細な水分を髪に届ける技術が魅力。
髪の内部まで水分を浸透させることで、乾かした後もパサつかず、しっとりした仕上がりになります。
さらに、温冷リズムモードを使うことで、キューティクルを引き締め、ツヤのある髪へ導きます。
髪のダメージが気になる人や、まとまりの良い仕上がりを求める人におすすめです。
シャープとパナソニックの最上位モデルを比較
それぞれの最新最上位モデル「シャープ IB-WX902」と「パナソニック EH-NA0J」を比較してみましょう。
シャープ IB-WX902(最新モデル)
シャープのIB-WX902は、従来モデルよりもさらに使いやすく進化しています。
・風量:約7.4㎥/分(IEC規格)
・重さ:約515g
・センシングモード搭載で、温度を自動調整
・低温でもしっかり乾く速乾性
最大の特徴は「センシングモード」。
髪との距離を測り、適切な温度に自動調整してくれるので、熱の当てすぎを防ぎながら均一に乾かせます。
また、吹出口が4つに分かれている「ドレープフローX4」により、風が広がり、乾かしやすいのもメリットです。
パナソニック EH-NA0J
パナソニックのEH-NA0Jは、「ナノイー」の効果を最大限に発揮するモデルです。
・風量:約1.6㎥/分(JIS規格)
・重さ:約550g
・高浸透ナノイーで髪に水分を補給
・温冷リズムモードでツヤ髪仕上げ
ナノイー技術により、髪の内部に水分を閉じ込めながら乾かせるため、しっとり感が長時間持続します。
また、「温冷リズムモード」を活用することで、キューティクルを引き締め、ツヤのある髪に仕上げることができます。
シャープとパナソニック、速乾性はどちらが上?
ドライヤー選びでは、乾燥スピードも重要なポイントですよね。
シャープの速乾性能
シャープのIB-WX902は、風量が7.4㎥/分と非常にパワフル。
ドレープフローX4の効果で、広範囲を一気に乾かせるため、乾燥時間を短縮できます。
また、低温風でもしっかり乾くため、熱の負担が少なく、髪への優しさも考えられています。
パナソニックの速乾性能
パナソニックのEH-NA0Jは、風量自体は1.6㎥/分と控えめですが、温風と風圧を活用して素早く乾かせる設計です。
温冷リズムモードを活用すると、さらにツヤのある仕上がりになります。
どちらのドライヤーを選ぶべき?
ここまでシャープとパナソニックのドライヤーの特徴や性能を比較してきましたが、「結局どっちがいいの?」と思っているかもしれませんね。
それぞれの強みを踏まえながら、どんな人に向いているのかを詳しく解説していきます。
シャープのドライヤーがおすすめの人
シャープのドライヤーは、「とにかく速く乾かしたい」という人にぴったりです。
実際に使ってみると、広範囲に風が届く「ドレープフローX4」のおかげで、ドライヤーを振らなくても髪がしっかり乾きます。
手をあまり動かさなくてもいいので、ロングヘアの人には特に嬉しいポイントです。
また、温風が低めなので、長時間使っても頭皮が熱くなりにくく、暑い季節でも快適に使えます。「熱すぎるのが苦手」という人にも向いているでしょう。
仕上がりは、根元からふんわりしつつ、毛先はサラサラな感じ。
ボリュームを抑えたい人や、髪が広がりやすい人にはちょうどいいです。
・素早く乾かしたい
・髪の広がりを抑えたい
・ドライヤーの熱さが気になる
パナソニックのドライヤーがおすすめの人
パナソニックのドライヤーは、「乾かしながら髪をケアしたい」という人に最適です。
ナノイーの効果で、乾かした後の髪のしっとり感が違います。
「乾燥でパサつきが気になる」という人には、かなり満足度が高いはず。
実際に使ってみると、手触りがなめらかになり、指通りもスルッと滑らかになります。
また、温冷リズムモードを使うと、キューティクルが整ってツヤが出るのも魅力です。
特に、カラーやパーマをしている髪には、この機能が活きてきます。
ただし、シャープに比べると風量が控えめなので、乾燥スピードよりも髪の質感を重視したい人向けと言えます。
・髪にうるおいを与えながら乾かしたい
・カラーやパーマのダメージが気になる
・ツヤのある仕上がりを求める
まとめ
シャープとパナソニック、それぞれ独自の技術を持つドライヤーですが、仕上がりの違いがポイントです。
サラサラ感を求めるならシャープ、しっとりうるおいを重視するならパナソニックがおすすめです。
自分の髪のタイプや仕上がりの好みに合わせて選んでみてください!