この記事では、日立の人気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」シリーズから、MRO-W1CとMRO-W10Bの違いについて紹介します。
どちらも高性能なスチームオーブンレンジですが、細かい機能や使いやすさ、価格に違いがあります。
「どっちを選べばいいか迷ってる」という方に向けて、それぞれの特徴を比較しながら、選びやすくまとめました。
- MRO-W1CとMRO-W10Bの具体的な違い
- それぞれのモデルに向いている使い方
- 選ぶ際に注目すべきポイント
日立オーブンレンジのMRO-W1CとMRO-W10Bの違い
どちらも一見すると似たスペックに見えますが、比べてみると使い勝手に関わるポイントがいくつかあります。
オーブンの最高温度が違う
MRO-W1Cの最高温度は310℃、一方のMRO-W10Bは300℃までとなっています。
この10℃の差、些細に見えて実は重要です。
特にパンやピザなど高温で一気に焼き上げたい料理には、310℃対応のMRO-W1Cが力を発揮します。
もちろん両モデルとも予熱が必要ですが、火力重視の調理をするならこの温度差が仕上がりに効いてくると感じます。
操作パネルのタイプが違う
MRO-W10Bはカラータッチ液晶、MRO-W1Cはフルドット液晶+ダイヤル操作という構成です。
タッチ操作は視覚的にわかりやすく、ガイドも豊富。
対してダイヤル式はボタンの感覚がある分、慣れてしまえば手元を見ずに操作できるのも魅力です。
直感的に使いたいならMRO-W10B、操作のテンポやフィーリング重視ならMRO-W1Cが好みに合いそうです。
同時あたための対応が異なる
MRO-W1Cでは、冷蔵と冷凍を組み合わせて2品同時に温められる機能が加わりました。
ごはんとおかずを一度に温められるのは、忙しい時にかなり助かる仕様です。
しかも重さや温度をセンサーで検知して、それぞれの仕上がりに合わせてくれるので、温めムラのストレスも少なく済みます。
メニュー数はMRO-W10Bがやや多め
本体に搭載されているレシピ数は、MRO-W10Bのほうがやや豊富です。
特にオートメニューでの多機能性を重視するなら、MRO-W10Bの方がややリードしている印象があります。
ただし、どちらの機種もスマホアプリとの連携が可能で、アプリ経由で追加レシピを受け取れるため、本体のレシピ数の違いにこだわらなくても問題ありません。
共通するポイントはどちらも優れている特徴
違いだけでなく、どちらのモデルにも共通している魅力的な機能も見逃せません。
クワトロ加熱で仕上がり◎
日立独自の「クワトロ加熱」は、レンジ・オーブン・過熱水蒸気・グリルの4種を組み合わせた方式です。
この加熱方法のおかげで、外は香ばしく中はしっとり、といった調理がボタン一つで実現します。
火加減を見張る必要がなく、おまかせでも納得の仕上がりになるところが頼もしいポイントです。
ワンボウルメニューで時短&楽ちん
どちらのモデルにもある「簡単ボウルメニュー」。
これが思った以上に使えます。
耐熱ボウルに材料を入れるだけで、煮物や炒め物、パスタなどのメニューが簡単に作れるようになっています。
しかも加熱方法を自動で判断してくれるため、工程も最小限。
火を使わない分、キッチンもすっきり保てます。
スマホ連携でレシピ無限大
アプリとの連携機能で、搭載されていないレシピもスマホから送信して調理可能です。
アプリには季節の料理やアレンジレシピも配信されているので、飽きずに使い続けられるのもポイントです。
忙しい日の献立も、アプリが提案してくれるのはありがたいですね。
こんな人におすすめ!MRO-W1CとMRO-W10Bの選び方
違いと共通点を踏まえて、自分に合ったモデルを選ぶヒントをまとめます。
MRO-W1Cがおすすめな人
機能のバランスが良く、価格も抑えられているMRO-W1Cは、「シンプルで実用的な機能」を重視したい方に合っています。
ダイヤル操作に親しみがある方、白系カラーが好みの方にもフィットする仕様です。
- 冷蔵・冷凍の同時温めを使いたい
- 最新モデルを手頃な価格で選びたい
- ボタン操作が落ち着く
- 白系の本体カラーが好み
MRO-W10Bがおすすめな人
豊富なレシピやコースを楽しみたいなら、MRO-W10Bが向いています。
タッチパネルでの操作感や、カラー液晶の視認性を重視したい方にもぴったりです。
- レシピ数の多さで選びたい
- タッチ操作に慣れている
- ディスプレイはカラー表示が好み
まとめ
日立の過熱水蒸気オーブンレンジ「MRO-W1C」と「MRO-W10B」は、どちらも高機能で使いやすいモデルです。
ポイントは、操作性とオーブン温度、そして同時あたため機能の有無です。
使いたいシーンや予算に合わせて、自分に合うモデルを選べば、日々の料理がもっと気軽で楽しいものになりそうです。