この記事では、山善(YAMAZEN)の人気リビング扇風機「YLT-C30」と「YME-T30」の違いについて詳しく紹介します。
どちらもシンプルな押しボタン式で使いやすいモデルですが、細かな仕様や設計には違いがあります。
迷っている人が「これなら自分に合っている」と納得できるよう、それぞれの特徴を比べながらわかりやすく解説します。
- 山善YLT-C30とYME-T30の仕様と機能の違い
- それぞれのモデルが合う使い方や選び方
- 比較表をもとに選びやすくなるポイント
山善扇風機YLT-C30とYME-T30の違い
機能の違いがわかると、自分に合った1台が選びやすくなります。
消費電力と電気代に差がある
YLT-C30とYME-T30では、消費電力にやや違いがあります。
YLT-C30は46W/48Wとやや高めの設計です。
それに対して、YME-T30は31W/35Wと低く、日常的に長時間使うなら電気代の違いがじわじわ効いてきそうです。
消費電力が低めなぶん、節電の観点ではYME-T30に軍配が上がります。
操作性とデザインの変化
どちらも押しボタン式で操作はシンプルですが、細かい部分で感じ方が変わるつくりです。
YLT-C30は後部にあるつまみを回して首振りを切り替えるタイプで、少しアナログな印象を受けます。
一方のYME-T30は左右自動の首振り機能で、スムーズな動作に加え、外観もリニューアルされていて今っぽい印象を受けます。
型番変更にともなって外観だけが変わり、機能そのものは引き継がれているというのもポイントです。
サイズや風量、機能性の違いをチェック
見た目だけでなく、スペックでも注目したい差があります。
本体サイズと重さの違い
サイズはどちらも似ていますが、よく見ると違いが隠れています。
YLT-C30は高さが最大87cm、YME-T30は最大86cmとほぼ同じですが、YLT-C30のほうが少し幅広な設計です。
重さはYLT-C30が2.9kg、YME-T30が3.0kgと、ここはほぼ差がありません。
微妙な違いですが、ちょっとした配置や持ち運びに影響する場面もありそうです。
タイマー機能と首振り機能
両モデルとも3時間の切タイマー付きですが、方式に違いがあります。
YLT-C30はゼンマイ式で、カチカチと手応えを感じる操作感です。
YME-T30は電子式で静かに切り替わるため、就寝時にも気になりにくいかもしれません。
また、首振りはYME-T30の方が自動化されており、ラクさを感じやすいです。
スペックで比較!YLT-C30とYME-T30の主な違い
ここでは、YLT-C30とYME-T30の主な仕様を表でまとめました。
項目 | YLT-C30 | YME-T30 |
---|---|---|
本体サイズ | 幅37×奥行34×高さ67〜87cm | 幅36×奥行35×高さ67〜86cm |
重さ | 約2.9kg | 約3.0kg |
消費電力 | 46W/48W(50/60Hz) | 31W/35W(50/60Hz) |
電気代(1時間) | 約1.2円/1.3円 | 約1.0円/1.1円 |
羽根のサイズ | 30cm(5枚羽根) | 30cm(5枚羽根) |
風量調節 | 3段階 | 3段階 |
切タイマー | ゼンマイ式・3時間 | 電子式・3時間 |
首振り機能 | 後部つまみ式 | 左右自動 |
操作方式 | 押しボタン式 | 押しボタン式 |
デザイン | 従来型 | 新デザイン(型番変更に伴う) |
山善YLT-C30とYME-T30を選ぶならこんな人におすすめ
それぞれに魅力がありますが、どんなスタイルや好みに合うかで選び方が変わってきます。
YME-T30はこんな人にぴったり
YME-T30は、どちらかというと今どきの暮らしに合わせた仕様がそろっている印象です。
首振りが自動で静かに動くので、部屋の空気をやさしく循環させたいときにも使いやすいです。
デザインもスッキリしていて、新しい家電で揃えたい人にはフィットしやすいと思います。
電気代が少しでも気になる人には低消費電力というのも心強いポイントかもしれません。
- 節電を気にするライフスタイル
- スタイリッシュなデザインが好み
- 静かに動いてくれる首振りが欲しい
YLT-C30はこんな人におすすめ
YLT-C30には、なんだかほっとするような「昔ながらの良さ」があります。
ゼンマイ式のタイマーをカチカチと回す感じも、手応えがあって個人的にはちょっと楽しいです。
自分の手で操作してるって感覚が好きな人には、YLT-C30の方がしっくりくるかもしれません。
機能は必要最低限にとどめていて、気取らない使い勝手が魅力です。
- シンプルな操作感を求める人
- メカっぽい手動操作が好き
- 余計な機能はいらない派
まとめ
どちらも使いやすいモデルですが、細かな仕様にそれぞれの個性があります。
機能と価格のバランスを見て選ぶのがポイントです。
YME-T30は省エネと現代的な使い心地、YLT-C30はベーシックな安定感が魅力です。