この記事では、パナソニックビストロNE-BS8CとNE-BS5Cの違いにフォーカスして、それぞれの魅力を紹介します。
見た目が似ていても、機能や使い勝手には意外と違いがあるこの2機種。
どちらを選べば良いのか迷う人も多いのではないでしょうか?
そこで、主な違いやそれぞれの強みをわかりやすくまとめました。
購入前にチェックしておきたいポイントが満載です。
- パナソニックビストロNE-BS8CとNE-BS5Cの機能と特徴の違い
- 2機種のメリットや選ぶポイントが具体的に理解できる
- ライフスタイルに合わせた最適なモデルの見つけ方
NE-BS8CとNE-BS5Cの違い!注目すべき6つのポイント
同じシリーズとはいえ、NE-BS8CとNE-BS5Cにはしっかりとした違いがあります。
ここでは、選ぶ際に気になる機能や仕様の違いをピックアップして紹介します。
スチーム機能の有無で調理の幅が変わる
NE-BS8Cには本格的なスチーム機能が搭載されていて、高温・低温スチームや過熱水蒸気を使った調理ができます。
蒸し料理はもちろん、パンや肉料理もふっくらジューシーに仕上げやすく、スチームを活かした調理をしたい場合にはとても便利です。
一方でNE-BS5Cにはこのスチーム機能が搭載されていないため、加熱中心のシンプルな調理スタイルになります。
センサーの性能で仕上がりに差が出る
NE-BS8Cにはスイングサーチ赤外線センサーが搭載されており、庫内全体の温度をより広い範囲で検知できます。
そのため、食品の配置による加熱ムラが少なく、仕上がりにバラつきが出にくいというメリットがあります。
NE-BS5Cは固定式の赤外線センサーのため、場所によって加熱具合に差が出ることもあるようです。
調理スタイルを左右する2段調理の有無
NE-BS8Cは2段調理に対応しており、例えばおかずと副菜を同時に調理することも可能です。
時間のないときでも一度に複数の料理を用意できるのは魅力ですし、オーブンとして使いたいときにも便利です。
NE-BS5Cは1段調理のみに対応しているので、効率を重視したい場合には少し物足りなさを感じるかもしれません。
温度設定の上限が異なるため料理に影響
NE-BS8Cの最高温度は300℃まで設定できます。
これにより、ピザやパンなど高温調理が必要な料理も対応可能です。
一方、NE-BS5Cの上限は250℃までで、一般的なオーブン料理には十分ですが、少し本格的な料理には制限が出てきます。
庫内容量とサイズで使い勝手に差がある
NE-BS8Cは30Lの大容量で、家族分の調理にも余裕があります。
サイズは大きめですが、その分、一度に多くの料理を調理できます。
対してNE-BS5Cは26Lとコンパクトで、設置場所に制限がある場合には嬉しいサイズ感です。
ただし、調理可能な量には差があるため、人数や使用頻度に合わせて選ぶのが良さそうです。
価格差から見える機能のバランス
価格面では、NE-BS5Cの方がおおよそ15,000円程度リーズナブルです。
そのぶんNE-BS8Cにはスチーム機能や2段調理、高性能センサーなどが搭載されており、価格差の理由も納得できます。
価格だけで選ぶのではなく、求める機能とのバランスを考えて判断したいところです。
NE-BS8Cの特徴とメリット
NE-BS8Cは多機能でありながら価格を抑えたスタンダードモデルです。
ここではその特長を深掘りして紹介します。
スチーム調理ができるから料理の幅が広がる
スチームを活用した料理では、食材の水分を保ちながら仕上げられるため、野菜や魚もパサつかず、しっとりとした食感に仕上がります。
手動調理中にスチームを追加できる「スチームプラス」機能もあり、パン作りや肉料理にも活用できます。
スイングサーチ赤外線センサーであたためムラを軽減
センサーが左右に動きながら食品全体の温度を検知するため、位置による加熱ムラが発生しにくくなっています。
あたためや解凍での仕上がりが安定しやすいので、ストレスが少なく、使うたびに実感できる部分です。
2段調理ができるから同時調理も楽々
お弁当の作り置きや夕食の準備など、一度に複数の料理を済ませたいときに便利な2段調理。
これがあるだけで、オーブン調理の効率がグッと上がります。
庫内のスペースも広く、複数皿の調理でもゆとりがあります。
自動メニュー数が多く、毎日のごはん作りに役立つ
NE-BS8Cには95種類の自動メニューが用意されています。
材料を入れてボタンを押すだけで、煮物や蒸し物、揚げ物風の料理まで対応できるため、料理のレパートリーを増やしたい人にもおすすめです。
NE-BS5Cの特徴と魅力
シンプル機能ながら日常使いに十分なNE-BS5C。
コンパクトで使いやすく、基本性能にしっかりフォーカスされたモデルです。
定番グリルボタンで操作が簡単&時短
塩さばやハンバーグなど、よく作るメニューがボタンひとつで調理できる「定番グリル」。
裏返し不要で、時短と仕上がりの良さを両立できるので、忙しいときにも心強い機能です。
コンパクト設計で置き場所に困らない
奥行きが短めで横幅もスリムなNE-BS5Cは、設置場所に制限があるキッチンでも活躍します。
高さや奥行きの面でも取り回しがしやすく、1人暮らしや少人数の家庭にちょうど良いサイズ感です。
必要最低限の機能でコスパに優れている
NE-BS5Cは、調理の基本となるレンジ・グリル・オーブンがしっかり備わっています。
スチームや高性能センサーなどの新機能は省かれていますが、だからこそ価格が抑えられているのが魅力です。
スピード機能でお弁当やお惣菜のあたためが快適
500Wや600Wのレンジ加熱時にスピードボタンを使えば、最大約38%の時短が可能。
日常でよく使うあたため機能に、ちょっとした快適さがプラスされる点も見逃せません。
ビストロNE-BS8CとNE-BS5Cの違いをふまえて、どんな人におすすめ?
ここまで違いを比べてきましたが、やっぱり気になるのは「自分にはどっちが合っているのか」ということだと思います。
料理をどれくらいするのか、どんなスタイルを重視するのかによって、選ぶモデルは変わってきます。
ここでは、NE-BS8CとNE-BS5Cがそれぞれどんな人に向いているかを具体的に見ていきましょう。
NE-BS8Cがおすすめな人
NE-BS8Cは、ひとことで言えば「料理を楽しみたい人」にぴったりなモデルです。
スチーム機能や2段調理など、調理に使える機能がとても充実しているので、ひとつ上の仕上がりを目指したいときには特に強みを感じます。
パンをふっくら焼いたり、蒸し料理を手軽に作ったりと、料理の幅がぐっと広がるのも魅力です。
容量も30Lあるので、家族分のごはんをまとめて作りたいときにもストレスが少なく感じられるはずです。
個人的には、「忙しいけど食事には手を抜きたくない」というスタンスの人には、とても合っていると思います。
- スチーム調理を活かして食卓を豊かにしたい
- 時間をかけずに、手の込んだ料理っぽく仕上げたい
- 家族の分もまとめて作れる広さが欲しい
NE-BS5Cがおすすめな人
NE-BS5Cは、「シンプルに使えて、必要なことがきちんとできる」が魅力のモデルです。
余計な機能はあえて付けず、よく使うあたためやグリルに注力している印象です。
特に定番グリルボタンは、押すだけで焼き魚やハンバーグを裏返さずに仕上げられるので、調理がぐっとラクになります。
コンパクトなサイズ感もありがたく、キッチンが広くない場所でも無理なく置けるのがポイント。
「日々の食事を手軽に、それでもちょっと美味しく」――そんな感覚にぴったりの1台です。
- キッチンのスペースが限られている
- 1~2人分の料理がメイン
- 加熱やグリル中心のシンプルな使い方をしたい
まとめ
NE-BS8CとNE-BS5Cは、どちらもパナソニックのビストロシリーズとして基本性能はしっかりしていますが、搭載されている機能や使いやすさには明確な違いがあります。
NE-BS8Cは、多機能で料理を楽しみたい人向け。
スチーム調理や2段調理、高温オーブンなど、日々の料理をレベルアップしてくれる要素が揃っています。
NE-BS5Cは、コンパクトで手軽に使いたい人向け。
あたためやグリルをメインに、毎日の調理をシンプルに済ませたいという人にぴったりです。
価格や設置スペース、調理スタイルに合わせて、自分にフィットする1台を選べば、キッチンがもっと使いやすく、楽しくなるはずです。