この記事では、東芝過熱水蒸気オーブンレンジER-D5000AとER-D7000Aの違いについて、機能や使い勝手、選ぶポイントを分かりやすく整理して紹介します。
どちらも高性能なモデルですが、スペックや操作性に違いがあり、目的に合った選び方がカギになります。
「どちらを選べばいいか迷っている…」そんな人のヒントになるよう、実際のスペック比較とおすすめポイントも合わせて紹介します。
- 東芝ER-D5000AとER-D7000Aの主な違い
- それぞれのモデルが向いている使い方
- 購入前にチェックしたい選び方のポイント
東芝ER-D5000AとER-D7000Aの違い
東芝の過熱水蒸気オーブンレンジER-D5000AとER-D7000Aは、どちらも高性能な石窯ドームシリーズの中でも人気のモデルですが、よく見ると細かな違いがあります。
自動メニュー数とレシピ集の違い
まず気になるのが、搭載されているメニューの数です。
ER-D5000Aは414種類の自動メニューと1031レシピを収録しています。
家庭でよく作る定番の料理を中心に構成されていて、迷わず使いやすい印象です。
一方のER-D7000Aになると、数はさらにアップ。
自動メニューは484種類、レシピは1225種類と大幅に増えます。
たとえば、パンやスイーツのメニューも豊富になっていて、「いつもと違う料理にチャレンジしてみたい」という気分にさせてくれそうです。
スマホ連携機能の有無
ER-D5000Aにはスマホ連携の機能はついていません。
必要な操作は本体だけで完結するシンプルな設計なので、迷わずに使えるというメリットもあります。
対してER-D7000Aは、専用アプリ「IoLIFE」と連携することができ、レシピ検索や加熱設定の送信、音声操作まで可能です。
家事の合間にスマホで操作できるのは、慣れてくると便利かもしれません。
スマートスピーカーとの連携にも対応しているので、「手がふさがってる時に操作したい」といった場面にも合いそうです。
操作パネルの仕様
操作部分の見た目と使い心地にも違いがあります。
ER-D5000Aはボタン式で、バックライト付きの大型液晶がついています。
昔ながらの電子レンジに近い操作感で、あまり戸惑うことがなさそうです。
一方のER-D7000Aは、5インチのカラータッチパネルを搭載しており、タブレット感覚で操作できます。
画面も明るく、メニュー名がビジュアルで確認できるのはちょっと気分も上がります。
分量フリー自動メニューの数
最近注目されているのが「分量フリー」の自動調理機能。
ER-D5000Aでは、「常温・冷蔵」コースが6種類、「下味冷凍」コースが5種類となっています。
1人前でも4人前でも分量に合わせて自動で加熱を調整してくれるので、使いこなせばかなり便利です。
これに対してER-D7000Aは、それぞれ1メニューずつ多く、常温・冷蔵7種類、下味冷凍6種類が使えます。
小さな差かもしれませんが、頻繁に使うならこの違いはじわじわ効いてきます。
価格差とコストパフォーマンス
価格も比較するとわかりやすい違いがあります。
ER-D5000Aはおおよそ151,800円(税込)、ER-D7000Aは187,000円(税込)です。
その差は約3万5千円ほどありますが、スマホ連携やタッチパネル、メニュー数の違いを考えると、それぞれ納得できる位置付けになっています。
価格を抑えても機能が充実しているER-D5000Aは、コストパフォーマンスの面で注目したいモデルです。
共通する魅力もしっかりチェック
違いも気になりますが、共通している機能にも目を向けると、どちらも完成度の高いモデルであることがわかります。
業界最高350℃の石窯ドーム
どちらのモデルも共通しているのが、東芝独自の「石窯ドーム」構造です。
最大350℃の高温オーブンで、焼きムラを抑えて美味しく仕上がる設計がされています。
ピザやグラタン、パンなどの焼き料理に使えば、仕上がりに違いが出てきそうです。
ねらって赤外線センサーでムラなく加熱
「ねらって赤外線センサー」は、庫内を1024ポイントで細かく検知するセンサーです。
温めムラが出やすい冷凍食品やご飯ものも、しっかり均一に加熱してくれます。
料理の仕上がりを左右する部分なので、共通しているのはうれしいポイントです。
便利な「分量フリー」おまかせレンジ調理
どちらのモデルにも分量フリーの「おまかせレンジ調理」が搭載されています。
作りたい分だけ食材を用意して、あとはメニューを選ぶだけ。
細かい設定をしなくても、しっかり加熱してくれるこの機能は、使えば使うほどありがたく感じる場面が出てきます。
東芝ER-D5000AとER-D7000Aのどちらか選ぶポイント
ここまでの違いを見てくると、それぞれに良さがあって、どちらが上という話ではないことがよく分かります。
何を重視するかによって、しっくりくるモデルが自然と決まってくるように感じました。
ER-D5000Aは、ちょうどいい機能を求める人に
ER-D5000Aは、使い方がシンプルで、価格もちょうどよくまとまっている印象です。
「スマホ連携までは使わないかな」とか、「メニューはそこまで多くなくていい」と思っているなら、これで充分。
特に目立つ機能こそ少なめですが、そのぶん迷いなく使えるという気軽さがあります。
毎日の料理にすっとなじんでくれるような、そんな親しみのあるモデルだと感じました。
- 基本的な操作を重視したい
- 価格はなるべく抑えたい
- 直感的に操作できるボタン式が好み
ER-D7000Aは、ちょっと先を楽しみたい人に
ER-D7000Aは、いろいろ試してみたくなるような、少しワクワクするモデルです。
スマホでレシピを送ったり、音声で操作したりと、調理家電の使い方が一歩先に進んでいる印象を受けました。
レシピの数も多く、今まで作ったことのない料理にも手が伸びそうな気分になります。
「せっかく買うなら、新しい体験をしたい」と思っている人には、このモデルの魅力がしっかり伝わるはずです。
- レシピの幅をもっと広げたい
- 家電もスマホで使いこなしたい
- デザインや操作性も重視したい
まとめ
東芝過熱水蒸気オーブンレンジER-D5000AとER-D7000Aは、それぞれの強みがしっかりと分かれているモデルです。
機能をしっかり押さえたうえで、スマホ操作やメニュー数の豊富さを重視するか、シンプルさやコストパフォーマンスを取るかで選び方が変わってきます。
日々の料理をもっとラクに、そして楽しくしてくれる1台がきっと見つかるはずです。