本記事では、象印EVERINOのES-JA23使い方と特徴について、主な機能の活用方法や便利な使い方、他のオーブンレンジとの違いについて詳しくご紹介します。
象印EVERINOのES-JA23は、23Lのワイド&フラット庫内と多機能を備えたオーブンレンジです。
芯まで加熱できる「レジグリ機能」や「うきレジ」などの時短調理に役立つ機能を中心に、使いこなしのポイントを解説します。
- 象印ES-JA23の主な機能と使い方のポイント
- レジグリやうきレジなど注目機能の特長
- デザイン・手入れ・設置性までの魅力
ES-JA23の使い方|基本操作とよく使う機能を解説
最初に使い方の基本を押さえておくと、機能が多くても戸惑うことが少なくなります。
ここでは、特に便利でよく使う機能を中心に、ポイントを絞ってご紹介します。
それぞれの使い方を知ることで、毎日の調理がずっとスムーズになります。
レンジ・グリルの自動切り替え「芯までレジグリ」の使い方
この機能の一番の特徴は、加熱の切り替えを自動でしてくれるという点です。
まず、食材の内側をすばやく加熱し、次に表面をグリルで焼いて仕上げてくれます。
たとえば、ハンバーグのような厚みのある料理も、中はしっかり火が通っていて、表面は香ばしく焼き上がります。
自動でここまでしてくれるのは助かりますが、手動で切り替えることもできるので、食材や好みによって調整する余地もあります。
調理時間の短縮にもつながるので、忙しいときにも役立つ機能です。
うきレジでの調理手順と注意点
うきレジは、食材を付属のボウルに入れて浮かせた状態で加熱するというユニークな方法です。
庫内の上下からムラなく熱を通すので、煮込みや炒め物のような料理でも、加熱ムラを抑えられます。
手順としては、材料をガラスボウルに入れて、角皿にセットするだけ。
特に気をつけたいのは、ボウルの置き方と分量のバランスです。
均等に火が通るよう、材料は偏らないように入れ、重ねすぎないことがコツです。
調理後はそのまま食卓に出せる点も嬉しいポイントで、後片付けの手間も減ります。
自動メニューと手動操作の違いと選び方
ES-JA23には自動メニューが35種類用意されており、設定を選ぶだけで調理がスタートします。
操作パネルの表示も見やすく、調理の流れもスムーズです。
一方で、手動操作を使うと、温度や時間を自分で細かく調整できるため、料理に合わせた自由なアレンジが可能になります。
冷凍ごはんの再加熱や、アイスクリームの少し柔らかめ加熱など、ちょっとした工夫にぴったりです。
目的に応じて自動と手動を切り替えるだけで、使い方の幅がぐっと広がります。
ES-JA23の特徴|他のレンジと差がつく注目ポイント
ES-JA23は、見た目のスマートさだけでなく、機能面でもしっかりと差がつく仕様になっています。
中でも、揚げ物の温め直しや糖質ひかえめレシピ対応など、こだわりのある工夫が随所にあります。
ここでは、その中でも注目度の高いポイントを3つピックアップしてご紹介します。
揚げ物がサクッとよみがえる「サクレジ機能」
時間が経った揚げ物は、衣がしんなりしたり中まで温まらなかったりと、なかなかうまくいきません。
この「サクレジ機能」は、そんな悩みを解消してくれます。
外はサクサク、中はしっとりという理想的な状態に仕上げてくれる加熱方法です。
操作もシンプルで、専用ボタンを押すだけで設定されるので、手間なく使えるのも良いところです。
コンビニのお惣菜や前日の天ぷらでも、まるで揚げたてのような食感になります。
糖質ひかえめレシピ対応で健康志向にも◎
糖質が気になるとき、我慢するのではなく、食材を置き換えるという工夫が効果的です。
このモデルでは、高野豆腐や糸こんにゃくを使った置き換えレシピが紹介されており、無理せず楽しめる工夫がされています。
たとえば、いつものハンバーグを高野豆腐ベースにするだけで、ぐっと軽やかな仕上がりになります。
また、専用レシピブックに掲載されているメニューも、工夫の参考になります。
食事の満足感を保ちながら、少し意識を変えるだけで、習慣にも取り入れやすくなります。
10℃単位で設定できる「お好み温度」機能の便利さ
飲み物やデザートなど、ちょうどよい温度にしたいシーンって意外と多いものです。
ES-JA23には、10℃刻みで温度設定できる「あたため機能」があります。
たとえば、離乳食は熱すぎずぬるすぎず、アイスクリームはすこし柔らかくしたい…そんな微調整が可能になります。
使い慣れてくると、調理だけでなくおやつの時間や夜食の準備など、ちょっとした場面でも重宝します。
温度を選べることで、仕上がりの幅が広がるというのは、大きなポイントです。
デザインと設置性|キッチンに馴染むコンパクト設計
ES-JA23は調理機能だけでなく、置いたときのバランスや見た目にも配慮されています。
日常的に使う家電だからこそ、インテリアとの相性やスペースへの収まりは気になるポイントです。
ここでは、使い勝手とデザイン性が両立している点に注目してみました。
マット調デザインと白黒反転液晶の見やすさ
外観は光沢を抑えたマット仕上げで、どんなキッチンにも調和しやすい印象です。
色味も落ち着いていて、目立ちすぎず、それでいて存在感もあるバランスが絶妙です。
操作部分には白黒反転液晶が使われており、表示がはっきりしていてとても見やすくなっています。
暗めのキッチンでも数字や文字が認識しやすく、操作に迷うことが少なくなります。
また、メニュー表示は引き出し式の「メニューボード」になっていて、本体のデザインをすっきりと保ってくれます。
奥行45cmに収まる省スペース設計の魅力
設置スペースに悩むキッチンでも、ES-JA23ならぴったり収まりやすいサイズ感です。
奥行が45cm以内のカップボードにも設置できる設計になっており、限られたスペースでも導入しやすくなっています。
背面を壁にぴったりつけて設置できる構造なので、無駄な空間が生まれにくい点も嬉しいところです。
このサイズ感と設計のおかげで、他の家電との組み合わせも考えやすく、動線も確保しやすくなります。
機能が豊富でも圧迫感が出ないのは、この設計あってこそだと思います。
メンテナンス性と使い勝手|毎日使うからこそ大事な部分
どんなに多機能でも、手入れが面倒だと使うのが億劫になります。
ES-JA23は日々の掃除や後片づけまでしっかり考えられていて、毎日気持ちよく使える仕組みが整っています。
この見出しでは、メンテナンスのしやすさと調理後の使い勝手について触れていきます。
脱臭機能とフラット庫内でラクラク掃除
庫内のにおいや汚れは、使い続けるうちにどうしても気になってくるところです。
ES-JA23には高温で庫内を脱臭・分解してくれる機能があり、使用後のメンテナンスがとても簡単です。
ボタンひとつで加熱が始まり、庫内のこもったにおいやこびりついた油分を取り除いてくれます。
また、庫内がフラットな構造なので、隅々までサッと拭き取りやすく、凹凸が少ない分、掃除のストレスも減ります。
こまめに手入れすることで、機能も長持ちしやすくなります。
付属ボウルや角皿の使い回し&お手入れポイント
調理に使う付属品も、日常的に触れるものだからこそ扱いやすさは大切です。
ES-JA23には、セラミック製の角皿と耐熱ガラスボウルが付属しています。
この2つのアイテムはどちらも耐久性が高く、調理後にそのままテーブルに出しても違和感のないデザインです。
使用後はスポンジで軽く洗うだけで汚れが落ちやすく、洗い物がスムーズに終わるのも嬉しいところです。
調理、盛り付け、片付けまでが1つの流れとして無理なくつながるので、道具への信頼感にもつながります。
まとめ
象印EVERINO ES-JA23は、レンジとグリルの自動切り替え機能や、全方位から加熱できる「うきレジ」など、日常の料理を効率よく、楽しくする工夫が詰まったオーブンレンジです。
揚げ物の温め直しや糖質をひかえたメニュー、細かな温度設定など、使う人のことをしっかり考えた機能が揃っています。
見た目もスマートで設置しやすく、掃除や後片づけも手軽にできる点が魅力です。
1台で幅広い調理ができるES-JA23は、毎日の料理をちょっと豊かにしてくれる存在だと感じます。