アイリスオーヤマのミニ扇風機「TFB-01」と「TFS-01」は、どちらもコンパクトで使いやすいと人気ですが、具体的にどのような違いがあるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、「アイリスオーヤマミニ扇風機TFB-01とTFS-01の違い」について、サイズ感や使用シーン、機能性、価格帯まで徹底的に比較していきます。
これを読めば、自分の使い方にぴったり合ったモデルを迷わず選ぶことができますので、ぜひ参考にしてみてください。
- TFB-01とTFS-01の具体的な違い
- 使用シーン別のおすすめモデル
- 価格・機能・サイズを比較した選び方
TFB-01とTFS-01の違いは使用シーンにあり
アイリスオーヤマのミニ扇風機「TFB-01」と「TFS-01」は、どちらも人気のUSB給電式モデルですが、使うシーンによって選ぶべき機種がはっきりと分かれます。
一見似ている2台でも、実際に使ってみるとその違いは明確で、選び方を間違えると“使いづらさ”を感じる可能性もあります。
ここでは、家電好きとして実際に両機種を使用した経験をもとに、それぞれの使用シーンに最適なモデルをご紹介します。
TFB-01は卓上向きのコンパクトモデル
TFB-01は、まさに「卓上で使うための扇風機」として作られたモデルです。
幅約13cmという小型サイズで、パソコンデスクの上に置いても邪魔になりません。
USB電源で簡単に使えるうえ、3段階風量調節と自動首振り機能を搭載しているので、小さな体ながら機能面も優秀です。
私自身も夏場のリモートワーク時に使用しており、顔や首元に優しく風が当たる感覚が心地よく、エアコンと併用することで効率的な冷却が可能になります。
とにかく「自分のためだけの風が欲しい」というニーズにはTFB-01が非常に適していると感じます。
TFS-01は床置きで広範囲に送風できるモデル
一方、TFS-01は「スタンドファン」というだけあり、やや大きめの構造で床に置いて使用するのが基本です。
高さがあるぶん、風が部屋の広い範囲に届きやすく、部屋全体の空気を循環させたいときに向いています。
私の場合、夜間に寝室のベッド横に置いて使用していますが、風が直接当たりすぎず、優しい角度で体に風が届くのが非常にありがたいです。
角度調整も手動で可能なタイプが多く、空気の流れを細かくコントロールできます。
また、スタンド型である分だけ安定性も高く、風量を強めにしても倒れる心配がありません。
リビングや寝室で静かに広範囲を冷やしたいという人には、TFS-01が断然おすすめです。
機能性の違いを比較|首振り・風量調整・給電方式
扇風機を選ぶ際に注目すべきポイントとして、首振り機能・風量調整・給電方式の3点は外せません。
TFB-01とTFS-01はどちらもコンパクトながら高機能なモデルですが、細かな使い勝手の違いがはっきり見えてきます。
ここでは実際に使って感じた、両モデルの機能面の違いを比較していきます。
TFB-01は自動首振り機能付きで風を分散
TFB-01の大きな特徴は、自動首振り機能を搭載している点です。
コンパクトな卓上モデルでありながら、左右に風を振り分けることができるというのは驚きです。
この機能のおかげで、風が一か所に集中せず、周囲の空気全体を穏やかに動かすことができます。
個人的に嬉しかったのは、首振りがスムーズで静音性も高く、仕事中のデスクでも気にならない点です。
また、ボタン1つで簡単にON/OFFを切り替えられる操作性もポイントが高いですね。
TFS-01は固定または手動角度調整モデルが中心
対してTFS-01は、基本的に首振り機能は非搭載か、手動で角度を調整するタイプが主流です。
これはややマイナスに感じるかもしれませんが、床置きのスタンド型であることを考えると、十分に実用的です。
特に就寝時や静かな時間帯に使用する際、可動部分が少ないことで運転音が抑えられるのはむしろメリットだと感じました。
私の使用感としては、ベッドの足元から頭に向けて風を送るように、角度を微調整して使うスタイルが最も快適でした。
「常に首振りしなくてもいい」「狙った方向に送風したい」という方にはぴったりです。
どちらもUSB給電対応で設置場所を選ばない
TFB-01とTFS-01の共通点として挙げられるのが、USB給電に対応している点です。
そのため、モバイルバッテリーやPC、USBアダプターに接続すれば、どこでも使える利便性があります。
AC電源に縛られず、キャンプやアウトドア、車内など電源が限られるシーンでも活躍します。
また、消費電力も少なく、エコで安全性の高い設計になっているのもポイント。
小さなお子さんやペットがいる家庭でも安心して使えると感じました。
サイズとデザインの違いも選び方のポイント
ミニ扇風機を選ぶ際、意外と見落としがちなのがサイズ感やデザインです。
しかし、毎日使う家電だからこそ、設置場所や収納性、見た目の印象まで考慮したいところ。
TFB-01とTFS-01は機能面だけでなく、サイズとデザインのコンセプトも大きく異なります。
TFB-01は小型で持ち運びにも便利
TFB-01は幅約13cm、高さ約18cmほどのコンパクトボディで、片手で簡単に持ち運べるサイズ感が魅力です。
私が最も重宝しているのは、自宅だけでなく、オフィスやカフェ、旅行先などでも手軽に使える点。
カバンに入れてもかさばらず、USBケーブル1本あればすぐに涼しい風が手に入るのは、夏場には本当にありがたいです。
また、デザインもシンプルで洗練されており、どんなインテリアにもなじみやすいホワイトやブラック系のカラーが展開されています。
「小さくてもしっかり使える」を求める方には、まさに理想的な1台だと思います。
TFS-01は安定感のあるスタンドタイプ
TFS-01は床に設置することを前提にしているため、TFB-01よりひと回り大きく、どっしりとした安定感があります。
そのため、強風モードでも倒れにくく、安全性に優れているという点で非常に信頼できます。
私の家では、TFS-01をリビングの隅に置いてサーキュレーター代わりにも使っていますが、見た目がすっきりしているので圧迫感がなく、視覚的にも快適です。
また、組み立て不要でそのまま使える手軽さも魅力の一つ。
据え置き型としての安定性と安心感を求めるなら、TFS-01が圧倒的に使いやすいと感じます。
価格の違いとコストパフォーマンス
扇風機を選ぶとき、価格はやはり気になるポイントです。
特にミニ扇風機のようなサブ家電は、「できればコスパ重視で選びたい」と考える方も多いでしょう。
TFB-01とTFS-01は、どちらも2,000〜3,500円程度というリーズナブルな価格帯で購入可能です。
価格帯はどちらも手頃で2,000〜3,500円が目安
私が調査した時点では、TFB-01が2,480円前後、TFS-01が2,980円前後で販売されていることが多い印象でした。
もちろん、販売店舗や時期によって価格差はありますが、両モデルとも3,500円を超えることは稀です。
この価格帯でUSB給電、複数段階の風量調整、そして十分な品質を備えているのは、さすがアイリスオーヤマといったところ。
初めてのミニ扇風機を探している方にも、「ちょうどいい価格感」で手に取りやすい製品です。
特に夏場の電気代を節約したいと考えている方には、小さな投資で大きな快適を得られるコスパの良さが魅力的です。
使用目的に合った選択がコスパの鍵
とはいえ、単純に安いからと選んでしまうと、後々「使いにくい」と感じることも。
やはりコストパフォーマンスを最大化するには、自分の使用シーンにマッチしたモデルを選ぶことが重要です。
例えば、「パーソナルスペースを涼しくしたい」ならTFB-01、「部屋全体に風を送りたい」ならTFS-01といった具合です。
私の経験上、TFB-01は机でのPC作業中に、TFS-01はエアコンの冷気を部屋中に循環させるのに最適でした。
このように“目的に合った機能がある”という点こそが、真の意味でのコスパの良さだと実感しています。
まとめ
TFB-01とTFS-01は、どちらもコンパクトで使い勝手の良いUSB給電式のミニ扇風機です。
TFB-01は卓上での使用に適したコンパクトサイズで、自動首振り機能を備えています。
一方、TFS-01は床置き向けのスタンド型で、広範囲への送風が可能な設計です。
両モデルとも価格は2,000〜3,500円程度と手頃で、使用シーンに応じて選べばコストパフォーマンスも十分に高い製品です。
静音性や持ち運びのしやすさ、風の当て方など、自分に合った使い方を重視して選ぶのがポイントです。
本記事を参考に、ぜひご自身にぴったりの1台を見つけてください。