「マッサージガン、そろそろ欲しいな」と思い立って検索してみたら……
“マイトレックス”ってブランドが人気らしい。でも、REBIVE AIRとREBIVE EX PROって何が違うの?
私自身、最初は「見た目も似てるし、重さと値段くらいの差でしょ?」と軽く考えていました。
けれど、実際に使ってみると、その“ちょっとした違い”が、日々のケアの手間や続けやすさにしっかり響いてくるんです。
この記事では、REBIVE AIRとEX PRO、それぞれの「向いている人・向いていない人」を明確にしながら、後悔しないための選び方を、使い心地や生活の中でのリアルな違いを通してお伝えします。
「買ってすぐ使わなくなるのは避けたい」「何を基準に選べばいいのか分からない」そんな方にこそ、読んでいただきたい内容です。
この記事を読むとわかること
- REBIVE AIRとEX PROの具体的な違いと特徴
- それぞれのモデルが向いている使用シーンとタイプ
- 自分に合ったマッサージガンを選ぶための判断基準
REBIVE AIRとREBIVE EX PROの違いは?最初に押さえるべき5つのポイント
マッサージガン選びで一番初めに疑問になるのが、「何がどう違うの?」という点ですよね。
ここでは、REBIVE AIRとEX PROを比較するうえで絶対に知っておきたい5つの基本ポイントを、生活シーンに即してわかりやすくまとめました。
「軽さ」だけじゃない、日々の使い勝手や効果まで見えてくるはずです。
1. 重さとサイズ感の違い|軽さが活きる場面、重さが頼れる場面
REBIVE AIRは約610gと片手に収まる軽さ。
毎日のケアやジムバッグに忍ばせるのにぴったりです。
対してREBIVE EX PROは約1,080gとずっしり同クラスの中級モデルより重いですが、その分「押されている感」がしっかり伝わる手応えある重み。
軽い方がラクだけど、物足りなさを感じたときに「頼れる重さ」を求める人にはEX PROが合うでしょう。
2. 振動パワーの違い|「強さ」が必要な人はどっちを選ぶべき?
振動レベルはAIRが最大3,200回/分、EX PROは最大3,800回/分。
その差600回/分は意外と体感できます。
普段の軽いリラックスタイプのケアや筋肉疲労の軽減ならAIRで十分ですが、重めの負荷や筋肉の深層にまで届く強さが欲しい場合はEX PROのほうが向いています。
3. アタッチメントと調整段階|「細かく使いたい派」にうれしいのは?
AIRは4種類、EX PROは5種類のアタッチメントが付属。
EX PROにはさらにウイング型ヘッドが加わっているので、肩甲骨まわりや大きな筋群にも使いやすい設計。
また、振動レベルはAIRが5段階、EX PROは6段階と微調整に強いEX PRO。
「硬いところだけ強くしたい」「ピンポイントでケアしたい」という用途にはEX PROの細かさが光ります。
4. 静音性と使用感|音が気になるならチェックしておきたい差
騒音値ではAIRが約45dB、EX PROは約50dB。
生活音レベルの中で使用できるAIRと、少し「低音の振動音」が響くEX PRO。
早朝や深夜に使いたいならAIRのほうが“気を使わずに続けられる”というメリットがあります。
一方EX PROは音が少し気になっても「効いてる感」の代償として許せる人向けです。
5. 充電・バッテリーの持ち|置きっぱなし派?持ち歩き派?
AIRはバッテリー容量2,400mAh、EX PROはより大容量の3,200mAh。
AIRは軽さ優先で頻繁に充電が必要ですが、USB-C対応で出先でもケーブルさえあればすぐ使えるお手軽さ。
EX PROは長時間使える安心感がある一方、重さと相まって「充電頻度が減ったけど出先ではちょっと大変かも」というトレードオフがあります。
ここも使いたいシーン次第で選び分けたいポイントです。
REBIVE AIRが合うのはこんな人|“続けられる軽さ”を求めるなら
「せっかく買ったのに使わなくなる」。
マッサージガンでよく聞く後悔の声です。
REBIVE AIRは、その“使わなくなる未来”を防いでくれる、軽さと手軽さに特化したモデル。
ここでは、どんな人にAIRがフィットするのかを具体的な生活シーンから見ていきます。
毎日のセルフケアを習慣化したい人へ
重さわずか610g。これは、500mlのペットボトルに少しだけ中身を足したくらいの軽さです。
疲れた夜でも「面倒くさい」を感じにくく、ソファでテレビを見ながらでも片手で使えます。
セルフケアを「特別な時間」ではなく「日常の一部」にしたい人にとって、この軽さは大きな味方になります。
旅行やジム、外出先にも持ち運びたい人
コンパクトな専用ポーチがついているREBIVE AIRは、出張や旅行にもぴったり。
USB-C充電なので、スマホと同じケーブルで充電できる手軽さも、荷物を減らしたい人にうれしいポイント。
運動後すぐに使いたいジム通いの方にも、「持ち運びやすい=すぐケアできる」流れが自然にできます。
筋肉へのアプローチより、使いやすさ重視の人
REBIVE AIRは、強烈なパワーを求めるよりも「軽くて使いやすい」に特化した設計。
痛みを感じにくいマイルドな当たりと音の静かさが、日々の“やさしいケア”にちょうどいいバランスです。
たとえば肩こり・ふくらはぎ・腕まわりなど、「疲れが溜まる前のケア」を続けたい人にはぴったりのモデルです。
REBIVE EX PROが合うのはこんな人|“本格的なケア”を求めるなら
「どうせ買うなら、しっかり効くものがいい」――そんな方に選ばれているのがREBIVE EX PRO。
軽さよりも「押し込む力」や「奥まで届く刺激」を重視する人にとって、頼もしい相棒になってくれます。
ここでは、EX PROがしっくりくる人の特徴と、生活にどう馴染むかを見ていきましょう。
筋肉量が多く、強い振動を求めている人
EX PROの最大振動数は3,800回/分。これは家庭用としてはトップクラスのパワーです。
筋肉が硬くなりやすい方や、普段から筋トレやスポーツをしている方には、「ようやく届いた」と感じられる深さ。
男性やアスリート体型の方に支持される理由も、ここにあります。
スポーツ後の本格リカバリーに使いたい人
疲労が蓄積した部位や筋肉痛が出そうな部位に、しっかり振動を届けるにはEX PROの“重さとパワー”が必要です。
ウイング型アタッチメントは背中や腰まわりの広範囲ケアにぴったりで、セルフでは届きづらいところにも使いやすい設計。
「筋肉ケアの質を上げたい」と思っている人には、頼れる一台になります。
一台で家族全員が使えるモデルを探している人
EX PROは強さも使い方も幅が広く、最大6段階の振動調整と多彩なアタッチメントが魅力。
家族の中で「強く当てたい派」と「弱く当てたい派」がいても、それぞれにちょうどよく使えます。
家族で使うなら、多少の重さは「据え置きでもOK」と割り切れる人には、コスパ面でも優秀です。
買ったあとに後悔しないために|「私があえて選ばなかった理由」から学ぶ
カタログを見比べるだけではわからない「買ってからのギャップ」。
それは実際に手に取って、使って、生活に馴染ませて初めて見えてくるものです。
ここでは、あえて選ばなかった側にあった“理由”に注目して、選び方のヒントを探っていきましょう。
軽さに惹かれてAIRを選んだけど、物足りなさを感じた声
「軽いから毎日使える」と思って選んだREBIVE AIR。
でも、肩や太ももの深いコリには物足りなさを感じた――
そんな声が少なくありません。
「軽い=扱いやすい」は確かですが、「軽い=効く」ではないことを体感した人にとって、EX PROのパワーが恋しくなる瞬間があるのです。
EX PROのパワーに感動…でも「この重さ、毎日は無理かも」
一方、EX PROを選んで「これは本当に効く」と驚いた人の中にも、「でも正直、重くて億劫になる日もある」という本音があります。
筋トレの後や週末にじっくり使うには最適だけど、平日の夜に“サクッと使う”にはちょっと大げさかもしれない――
そんなふうに“強さと手軽さのトレードオフ”に気づく人も少なくありません。
「使わない未来」を想像して選ぶという視点
家電選びで私が一番大事にしているのは、「使う理由」ではなく「使わなくなる理由」を想像することです。
持ち運びにくさ? 重さ? 充電の手間?
どちらも魅力的なモデルだからこそ、「買って使わなくなる未来」から逆算して、自分の暮らしに“立ち会える方”を選ぶ。
それが後悔しない選び方につながるはずです。
まとめ
マイトレックスのマッサージガン、REBIVE AIRとEX PRO。
どちらも優れた性能を持ちながら、「軽さを武器に続けやすさを重視するAIR」と、「圧倒的なパワーで本格ケアを叶えるEX PRO」という、全く異なる個性を持っています。
どちらが“正解”かではなく、どちらが「あなたの生活」に立ち会えるか。
それを基準に考えてみてください。
毎日のケアを手軽に習慣化したい方や、気が向いた時にサッと使いたい人には、手に取りやすい軽さと静かさを兼ね備えたREBIVE AIRが合っているかもしれません。
一方で、筋肉をしっかりほぐしたい、運動後のリカバリーに本格的な強さを求めたいという方には、パワーと多機能性に優れたREBIVE EX PROが頼もしい味方になります。
選ぶって、悩むことじゃないんです。
“暮らしに立ち会わせたいかどうか”を考えるだけでいいんです。
どちらを手にするかは、あなたの「続けたい未来」によって決まります。
その一歩が、毎日の疲れに寄り添ってくれるパートナーになるはずです。