「肩こりがつらい。でもマッサージ機って、結局どれも似てる気がする…」
そんなふうに思って、買わずに何年も経ってしまった人、実は私もその一人でした。
けれど、ある日ふと使ってみたルルドのマッサージャーが、まるで“人の手”みたいにコリをほぐしてくれた瞬間、「あ、これは違う」と。
今回は、その中でも人気の2機種、プロもみAX-HP117とリラニャーAX-HX3706の違いを、暮らし目線でじっくり比べていきます。
ポイントは「もみ心地」だけじゃありません。
使い続けたくなる“癒し”のデザイン、置き場所との相性、そして“誰のために選ぶか”で、その答えは変わってきます。
「見た目が違うだけ?」と気になる方こそ、この記事を読み終える頃には、自分にぴったりの一台が見えてくるはずです。
- プロもみAX-HP117とリラニャーAX-HX3706の違い
- 使用シーンや目的に応じた選び方のポイント
- 後悔しないために知っておきたい注意点
ルルドマッサージャー プロもみAX-HP117とリラニャーAX-HX3706の違いは?【結論から比較】
見た目がぜんぜん違うこの2台。
でも、「どっちもルルドでしょ?」と流してしまうには、あまりにも“使い心地”に違いがあります。
プロもみAX-HP117は、足に特化した本格派。
リラニャーAX-HX3706は、癒し要素たっぷりの多用途モデル。
どちらが優れているというより、「どう使いたいか」で選び方が変わってきます。
このセクションでは、違いがひと目でわかるように、機能・デザイン・使い方の視点から整理していきます。
デザインの方向性がまったく違う
AX-HP117はスタンダードなフットマッサージャーで、落ち着いたグレーやブラウンのカラー展開。
インテリアにも溶け込みやすく「どこにでも置ける」印象です。
一方AX-HX3706は猫耳フォルムで「見た目も癒し」。
しっぽ型の電源コードまで含めて“猫”の世界観が作られており、まるでぬいぐるみのように部屋に置いておける可愛さがあります。
モーター構造と“もみ感”に注目
AX-HP117は、もみ玉と8層のエアバッグを搭載し、足裏からふくらはぎまでを包み込むようにマッサージ。
しっかりと圧がかかり、「これぞプロの手技」と思わせる仕上がりです。
AX-HX3706は、もみ玉2個で優しくなでるようなマッサージ。
強さよりも“やさしさ”を重視していて、リラックスタイムや癒し目的での使用にぴったりです。
操作方法や機能の違いは意外とシンプル
AX-HP117は電源ボタンで強さの切り替えができ、ヒーター機能付き。
タイマーは約15分で自動オフ。
AX-HX3706はコードレス充電式で、マッサージ機能+ヒーターのみのシンプル操作。
コンセントの場所を気にせず使えるのが魅力ですが、使用時間は充電残量に左右されます。
サイズ・重さ・コードの取り回しにも違いあり
AX-HP117は、幅約41cm×奥行24cm×高さ21cm、重さ約2kgと据え置き型。
持ち運びには不向きですが、安定感と密着度は高めです。
AX-HX3706は、幅約32cm×奥行30cm×高さ12cm、重さ約1.4kg。
コンパクトで軽量なため、リビングや寝室など好きな場所にすぐ持ち運べるのがポイントです。
「プロもみAX-HP117」ってどんなマッサージャー?特徴を整理
「プロの手でもんでもらっているみたい」と評されるAX-HP117。
その理由は、スペックの数値以上に、体に触れた瞬間に伝わる“しっかり感”にあります。
家庭用マッサージ機の中でも、足へのフィット感と圧のかかり方が絶妙。
ここでは、その特徴をひとつずつ紐解いていきます。
“プロの手技”を再現するマッサージユニット
AX-HP117は、最大2.5 cm突出する大きなもみ玉+“プロもみ®”機能を搭載し、足裏の深いコリをしっかりと押しほぐします。
エアバッグは8層で、甲・横・ふくらはぎを“つかむ”ように包み込む構造。
まさに本格指圧体験です。
シンプル構造で誰でも使いやすい
中央操作パネルにはコース選択やもみ玉ON/OFF、ヒーター、強弱設定がまとまっており、ボタンひとつで快適操作。
持ち運びに便利な取っ手付きで、洗えるカバーと滑り止め付きなど、かゆいところに手が届いた設計です。
カバーの肌ざわりと本体の色合い
柔らかく肌触りのいい生地を採用し、薄いグレーやオレンジブラウンなど、落ち着いたカラー展開。
インテリアに馴染みやすく、使用後にソファのそばにそのまま置いておけるデザインにこだわっています。
15°の傾斜で足首にフィット
本体には15°の角度がついており、自然な姿勢で座ったまま使えるのも便利なポイント。
寝転んで使ってもしっかり足にフィットし、“ながら使い”にもぴったりです。
小型&2kg前後の軽量設計
重さは約2.0 kgでコンパクトサイズ(幅41×奥行20×高さ21 cm)。
軽すぎず重すぎず、安定感と扱いやすさのバランスがとれています。
電気代も15分の使用で月8円程度と省エネ仕様です。
「リラニャーAX‑HX3706」ってどんなマッサージャー?猫型で選ばれる理由
「猫って、なでているだけで癒される」。
そんな感覚をそのまま形にしたのが、リラニャーAX‑HX3706です。
かわいいだけじゃなく、機能もちゃんとルルド品質。
見た目と実用性を兼ね備えた“癒しガジェット”として、唯一無二の魅力を持っています。
猫耳フォルムとしっぽが癒しのアイコンに
黒ねこモチーフのフォルムで、ボタンを押すと「ニャー」と鳴く癒し設計。
見た目で心が和むだけでなく、飾っておきたいかわいさが最大の魅力です。
9層のエアバッグ+3つのエアカプセルで“むぎゅーっ”と包み込む
つま先から足の甲まで全体を包む9層エアバッグと、土踏まずや指の付け根をピンポイントで押す3つの立体エアカプセル。
まるでふんわりされながらもしっかり圧が効く設計です。
手&足専用モード搭載、温度も2種類のカバーで“使い分け”
手も足もケアできるモード切替が可能で、それぞれ強弱2段階、LED色で状態が分かります。
付属カバーは抗菌防臭タイプとあったか起毛タイプの2枚セット、季節や気分に応じて替えられます。
コードレス(乾電池式とAC電源の2WAY)で置き場所自由自在
ACアダプターだけでなく単3乾電池4本(別売)でも使えるため、約750gの軽さと相まって、ソファやデスク下など使いたい場所に自由に持ち運び可能です。
小ぶり&自動オフ5分タイマーで“ちょいケア”に向く設計
約W160×L200×H140mm・約750gと小型で軽量。
タイマーは5分で自動オフなので、つい“ちょっとだけ”ケアしたいときにぴったりです。
使用シーン別に選ぶなら?暮らしに合った選び方のヒント
人それぞれライフスタイルや“ちょっとほぐしたいとき”のタイミングは異なります。
ここでは、それぞれの使い方に合った2機種の選び方を解説します。
ソファやベッドで“ながら使い”したい人
ゆったり姿勢でくつろぎながら使いたいなら、脚にぴったり密着するAX-HP117が選ばれます。
ちょっと重めですが、その分安定感も◎。
15分タイマーの間、しっかりほぐす使い方ができます。
職場やデスク下に置きたい人
仕事中にさりげなく足元ケアを取り入れたいなら、軽くてコードレスのAX-HX3706一択。
充電式で、持ち運びも簡単。
小さな隙間スペースにも収まるので、デスク下に常備しやすいです。
家族みんなで共用したい人
家族で使うなら、調整機能が豊富なAX-HP117が便利。
強さ調整やヒーター機能で個々の好みに合わせやすく、足裏もふくらはぎもケアできるため、共有に向いています。
あえて選ばなかった理由も知っておきたい|後悔しないために見ておくポイント
どちらも魅力的なマッサージャーですが、「どっちにするか決めきれない…」と悩んでいる方は、あえて選ばなかった側の理由を知っておくことが後悔防止につながります。
ここでは、それぞれに感じやすい“迷いやすいポイント”を整理します。
「かわいさ」重視だと後悔するかも?
AX-HX3706は猫好きにはたまらないデザインですが、「見た目の可愛さで選んだら、思ったよりマッサージが物足りなかった」という声も。
癒し目的には最適でも、“がっつりほぐしたい”派には不向きなことがあります。
「強さ重視」でも気をつけたい盲点
AX-HP117はしっかりめのマッサージが魅力ですが、足への密着感が高いため、靴下の素材や肌の状態によっては“ちょっと強すぎる”と感じる場合も。
高齢の方や刺激に敏感な人には様子を見ながらの使用が安心です。
長く使うなら収納場所も計算に入れて
どちらも軽量設計とはいえ、AX-HP117は据え置き向けサイズで、出しっぱなしになりがち。
リビングや寝室に常設スペースが確保できるかが鍵です。
逆に、HX3706はコンパクトながら“ぬいぐるみっぽさ”が苦手な人には収納したくなるかもしれません。
まとめ
ルルドのマッサージャー、プロもみAX-HP117とリラニャーAX-HX3706。
一見すると「実用」と「癒し」で真逆のように見える2機種ですが、それぞれが持つ魅力は“使う人の暮らし方”によって大きく変わります。
しっかりほぐしたい、足全体をケアしたい、家族と共用したいという方にはAX-HP117。
デスク下や寝室で気軽に使いたい、見た目の可愛さに癒されたい、自分だけのご褒美タイムに寄り添ってほしいという方にはAX-HX3706。
選ぶときに大切なのは、「どれが一番“いい”か」ではなく、「どれが自分の毎日に合うか」。
あなたの暮らしに立ち会わせたいのは、どちらのルルドでしょうか。
ライター紹介:柚木 千帆(ゆのき・ちほ)
※この人物は架空のライターです。本文内の意見や体験はフィクションとしてお楽しみください。
「似ているようで違うからこそ、“選び”は暮らしを変える」が信条の、家事まわりの目利きブロガー。実体験から編み出した“違いの輪郭”を丁寧に伝えるスタイルで、読者の「選び疲れ」に寄り添います。