この記事では、マクスゼンスポットエアコンMSC-ST25THとMSC-MT18B01の違いについて、スペックや使い勝手の面から比較していきます。
どちらも人気のスポットエアコンですが、サイズ感や冷房能力、除湿機能などに違いがあり、選び方のポイントも異なります。
スペックの数字だけではわかりづらい部分を、わかりやすく解説していきますので、ぜひ購入前の参考にしてください。
- マクスゼンMSC-ST25THとMSC-MT18B01の違い
- 使用シーンに応じた選び方のポイント
- 冷房性能とサイズ感の特徴と傾向
スポットエアコンMSC-ST25THとMSC-MT18B01の違いをざっくり解説
どちらもスポットエアコンとして手軽に使えるモデルですが、パワーやサイズ、付属品に少しずつ違いがあります。
冷房能力はMSC-ST25THがやや上
まず注目したいのが冷房能力の違いです。
MSC-ST25THは最大2.5kWの冷房性能を持ち、対してMSC-MT18B01は最大1.8kWとやや控えめです。
この差は数字だけ見ると小さいですが、夏場のピーク時などには効きの体感差が出やすいポイントになります。
サイズと重量はMSC-MT18B01がコンパクト
MSC-MT18B01のほうが本体サイズもコンパクトで、重量も軽めです。
幅は50cmと少し広いのですが、高さが約60cmと低く、棚の下などにも置きやすい印象です。
部屋のスペースを圧迫しにくい点は、何かと物が多くなりがちな室内では意外とありがたいポイントです。
風量や付属品にも差がある
MSC-ST25THは風量340㎥/hと強く、風の届く距離が長めです。
また、冷風ダクトが2本付属していて、排気と冷風の向きを柔軟に調整できるのも特徴的です。
一方のMSC-MT18B01はダクトが1本なので、風の方向調整は最小限になります。
スペックを比較!数値で見る2機種の違い
ここでは、もう少し細かいスペックの違いを数字ベースで見てみます。
冷房能力と除湿性能の比較
先ほども触れたように、冷房能力はMSC-ST25THが2.5kW、MSC-MT18B01が1.8kWです。
ただ、面白いのが除湿性能で、MSC-MT18B01のほうが22〜26L/日とやや高めになっています。
これにより、ジメジメした環境ではMT18B01のほうが快適に感じる場面も出てきそうです。
消費電力と運転電流の違い
MSC-ST25THの消費電力は最大860W、MT18B01は750Wとこちらは少しだけMT18B01が省エネ傾向です。
とはいえ運転電流はST25THが最大8.8A、MT18B01が7.9Aなので、電源環境への負担という点では大きな差ではなさそうです。
ただ、少しでも節電したいときはMT18B01が選択肢に入ると感じます。
本体サイズと重量の差
ST25THは高さ86cmとやや背が高く、重量も32.5kgとどっしりしています。
それに対しMT18B01は高さ59.5cm、重量28.8kgで取り回しは軽快です。
持ち運びや収納を考えるならMT18B01が有利です。
使用シーン別に見るおすすめポイント
スペックでの違いを見たうえで、実際にどんなシーンで使うと合っているかを考えてみます。
部屋の広さや使用時間で選ぶなら?
部屋が広い、または長時間つけっぱなしにしたいなら、ST25THのパワーが頼りになります。
冷気をしっかり届けたい場面ではST25THの方が向いている印象です。
逆に、狭めの部屋や短時間の使用なら、MT18B01のスペックでも十分に対応できます。
移動のしやすさや設置スペースで選ぶなら?
日中と夜で部屋を移動して使いたいような場合、MT18B01の軽さや低めの設計は強みになります。
どこにでもサッと置ける気軽さは見逃せません。
ST25THは風量や冷却力は強いものの、ある程度据え置きで使うことを前提に考えた方が良さそうです。
スポットエアコンMSC-ST25THとMSC-MT18B01はこんな人におすすめ
それぞれのモデルの違いを見てきましたが、最終的には「自分にとってどちらが合っているか」が大事です。
ここでは、実際にどんな使い方を想定しているかによって、どちらを選んだ方が良いかを整理してみました。
冷房重視ならMSC-ST25TH
冷房性能の高さで選ぶなら、MSC-ST25THが強い印象です。
最大2.5kWという出力に加えて、風量も豊かなので、部屋の中で冷気がしっかり循環しているような感覚があります。
ダクトが2本あることで、排熱と冷風の流れを分けやすく、場所に応じて柔軟に調整できる点も魅力です。
個人的には、リビングのように人が集まりやすく広さもある空間に設置するなら、ST25THの方が快適に使えると感じました。
- 広めの空間で使いたい
- 冷風のパワーをしっかり感じたい
- ダクトの向きを細かく調整したい
コンパクトさ重視ならMSC-MT18B01
逆に、設置スペースが限られていたり、エアコンを移動しながら使いたい場合には、MT18B01の軽さとサイズ感がすごく魅力的に映ります。
本体は高さ60cmほどで、一般的なテーブルよりも低い位置に収まるので、見た目にも圧迫感がありません。
除湿能力が高めなのも隠れた強みで、梅雨の時期などには、冷房よりむしろ除湿機能の方が活躍してくれる場面もあると思います。
軽くて動かしやすいので、1台を複数の部屋で使いたい場合にも扱いやすさが光ります。
- 狭いスペースに置きたい
- 部屋を移動しながら使いたい
- 除湿も重視したい
まとめ
MSC-ST25THはパワー重視、MSC-MT18B01はコンパクトさと取り回し重視、と目的がはっきり分かれているモデルでした。
どちらもスポットエアコンとしての使いやすさは十分に備えており、使用場所やスタイルに合わせて選ぶのがポイントです。
迷ったときは、「どのくらい冷やしたいか」「どこでどんな風に使いたいか」を軸に考えると、自分に合った選択がしやすくなります。